若手医師だった私が採用面接で経験した「ちょっと待ってよ…」というトラブルと対処法

私は後期研修医時代、最初から産業医になろうと思っていたわけではなく、「当直なし、オンコールなしという条件で転職できないだろうか?」と思って、リクルートドクターズキャリア に登録しました。

転職エージェントはすぐにその条件や、「年収も現状維持で」という条件を加味して、近隣の療養型病院の求人を紹介してくれました。私も「こんな若手で、そんな条件で雇ってくれるんだ」と驚いたこともあって、すぐに応募して採用面接を受けることになりました。

採用面接に同席したのは、私、転職エージェント、医事課の採用担当者、院長でした。院長は代替わりしたばかりだったようで、外科系出身者でまだ40代とのこと。話をする中で、「手術室も新調して、これからまだまだ手術をやっていきたいんだ」と熱くし始めたことで、「おやおや…療養型病院で、無理なく働ける病院に応募したんだよな?」と何やら違和感を感じ始めました。

「ウチにきて、ぜひ頑張ってもらいたい」と、話がまとまろうとしたところ、採用担当者が「では、条件の確認ですが」と、入職時の採用条件について確認を始めました。その中で、「当直は免除という条件で…」と言いかけたところ、院長がそれに待ったをかけました。

「え?当直免除は困るよ。もっと年配の先生も当直してくれてるわけだからね。それだと示しがつかないから。君みたいな若い先生は頑張ってもらわないと」とのこと。どうやら、転職エージェントと採用担当者の間では、そのような条件の確認があったようですが、その話が院長へは伝わっていなかった様子です。

もちろん、そこでリクルートドクターズキャリア の転職エージェントは「いえ、当直免除ということで確認させていただいておりました」と食い下がってくれて、採用担当者もさらに援護射撃をしてくれる形(というか、院長に伝えてなかったのはこの採用担当者だと思いますが…)で事なきを得た形です。

結局は「え?話が違うじゃん」っていうショックや、退職の意向を伝えた現職場の医長からのお説教もあって内定を辞退してしまいましたが、この「え?聞いてた話と違うじゃん…」ということは起こりうることだと思います。

この場合、対処法としては、

・話を流してしまわず、「聞いていた条件と異なります」としっかり異議申し立てを行う。

・その条件が必要な理由を明らかにし、入職に当たってはその条件が必要な事項であることを伝えましょう。

・希望条件に合わせて条件を変更してもらえるかどうかを確認し、変更できないということであれば、どの程度「譲歩」してもらえるのか、再度確認をする(たとえば、当直免除が難しければ、月何度まで譲歩してもらえるのかなど)。

・交渉においては、自分から譲歩することが有効なこともあります(当直免除の代わりに、日中の急患当番を多めに行うなど)。

このようなことを念頭に置いておくとよろしいと思います。

なお、いずれにせよこうした交渉では、エムスリーキャリアや、リクルートドクターズキャリア の転職エージェントがいると、矢面に立って交渉してくれますので、ぜひ転職活動においてはあらかじめ相談しておくことをオススメします。

タイトルとURLをコピーしました