医師の採用面接でよくしてしまいがちな3つのNG回答

採用面接でNGなこととしては、社会人として「NGなマナー」もあります。

医師が採用面接でしがちな5つのNG行為
医師だからと言って社会人としてのマナーがなってないと、当然ながら採用面接では大幅なマイナス点となってしまいます。今や「医師だから尊大な態度や言動を大目に見る」という時代ではなくなっています。 病院もSNSなどでの評判を気にするようにな...

また、その一方で回答の内容自体でも、医師国家試験の禁忌肢のように「踏んだら終わり」のようなものもあったりします。

もちろん、病院によってその基準は異なると思いますが、一般的に「NGな回答」というのは存在し、できれば避けるべきものもあります。今回は、そんな「よくしてしまいがちなNG回答」について書いてみたいと思います。

1) 病院側が医師に求めるニーズを踏まえていない回答

採用面接で医師がよくやってしてしまう勘違いとして、「高い専門性をアピールすることで、どこであっても評価される」と思ってしまうということです。

一般医師の採用面接の場合でもそうですが、いくら今まで「こんなに専門性の高いことをやってきたんですよ」とアピールしたところで、市中病院において「で、その専門性は収益につながるの?」と思われてしまうこともあります。

専門性が高い=専門じゃない分野の患者は診ないってこと?」と受け取る面接担当者もいる可能性もあります。今や、病院としては「幅広い疾患をもつ高齢者を全人的に診る」ということを求めるところが多く、結果として「専門性が高い」ということが逆アピールにつながることがあります。

この点、「病院が何を求めているのか」というニーズをしっかりと踏まえた上で面接に臨まないと裏目に出ることがあります。また管理職もしかりであり、専門性の高さのアピールだけではダメで、「どう収益につながるか」というところまで見据えて話をする必要があります。

2) 「協調性」のない独善的な印象を抱かせる回答

いわば転職では「中途入社」にあたります。中途入社の場合、新たに入ってくる人材は「今いる職員と上手くやっていけるかどうか」というポイントで面接官は評価します。

要は、今いる職員ではなく新たに入ってくる中途入職者が「協調性を持って合わせる」ことが求められるということになります。今や医師であっても、「医師同士だけでなく、スタッフと協調性を持って働くことができる」というのは当然に求められており、中途入職者についてはよりそれが求められることになります。

ですので、周りとの協調性が乏しいといった印象、独善的な印象を抱かせてしまうような回答はできるだけ避けるようにしましょう。

3) 「郷に入りては郷に従え」という意識に乏しい回答

職場にはそれぞれのやり方があり、職員がそれぞれ「独自ルール」に従って働いていてはなかなか仕事が上手く回りません。また、企業においての「社風」に近い、病院ごとの「空気感」も異なっており、それに上手く溶け込める人ではないと、なかなか採用は厳しいと思います。

基本的には「郷に入りては郷に従え」という意識で、柔軟性を持って「変えるべきところは変えられる」人であるべきであると思います。ですので、採用面接の場で「前職では…」を連発したり、前の職場をそのまま持ち込もうとするような言動は避けるべきであると思います。

ちなみにこれは入職後もそうで、意見を求められて職場のルール、マニュアルとまるっきり異なる意見を言ってしまっていたり、あるいは「前の職場ではこうしていて…」などということを言い続けていると、やはり同僚や上司はあまりいい気分ではないと思います。この点もぜひ内定が得られて、入職したあともご留意いただいた方がよろしいと思われます。

なお、数年で辞めてしまう可能性があることを伝えることも、採用を見送られる可能性が高い回答です。帰属意識の低さを疑われてしまう可能性もありますので、できるだけ避けましょう。

【医師の転職】面接で採用を遠ざけてしまう可能性のある一言
病院側の立場で考えると、医師の採用にも「コスト」がかかります。医師を募集し、書類選考や面接を実施し、実際に採用する…この一連だけでも相当な金額、人手、時間を必要とします。 ですので、短期間で医師が辞めてしまい、再募集せざるを得ない、と...

コメント

タイトルとURLをコピーしました