病院などに応募する場合、基本的には「では、履歴書をお送りください」ということになり、まずは書類選考が行われます。
次に採用面接、となるわけですが、ここでもう一度、隅々まで履歴書を見直しておくことをオススメします。というのも、面接担当者が質問をしてくるポイントは、「履歴書を見て、気になった点」であることが多いからです。
特に、下記のような点については、質問された場合にしっかり答えられるようにしておきましょう。
今までの職歴について
転職回数が多い、転科している、ブランクの期間がある、専攻医の研修期間中に退職している、といったことについては質問をされる可能性があります。
いわゆる「突かれると痛い」、答えづらい質問であるところでもありますので、しっかり回答を用意しておきましょう。




回答については、上記の記事をご参考にしてみてはいかがでしょうか。
資格や研究分野について
専門分野はどういったものであり、どのような患者さんを診療してきたことが多かったかなどを聞かれることがあると思います。
こういった点は、自己PRにも繋がる部分ですので、聞かれることを想定してしっかり用意しておきましょう。答える際には、「こうしたことで貴院に貢献できますよ」という視点に立つことはお忘れなく。


志望理由について
ほぼ面接では必ず聞かれるポイントです。記載内容が病院のニーズと合致しているかどうかといったところは改めて確認しておきましょう。
見直してみて、「あれ?ちょっとこれ、病院のニーズとズレちゃってるな…」と気づいた点がありましたら、面接で聞かれた際にリカバーできるように補足内容を考えておきましょう。

自己PRについて
こちらも志望理由同様、病院側のニーズと合致している医師像になっているかを改めて確認しましょう。「どのような医師を病院側は求めているのだろうか?」ということをしっかり把握した上で、回答をする必要があります。
なお、面接の担当者が見ているポイントとしては、1位「協調性」2位「真面目さ」3位「素直さ」であるというアンケート結果もあります。


以上です。
採用面接には、あらかじめ送付した履歴書を必ず持参していくと、確認できるため「あれ?どんなことを書いたっけ…」ということはなくなります。原稿のように読み上げるのはよろしくないとは思いますが、チェック用にご用意いただいた方がいいと思います。
なお、どうしても緊張で「上手くしゃべれない…」「途中で何を喋ってるか分からなくなってしまった…」なんてこともあります。そんな時、転職エージェントが同席していてくれると心強く感じますし、フォローもしてくれます。
もし「採用面接は苦手で不安…」ということでしたら、ぜひエムスリーキャリアや、リクルートドクターズキャリア
に登録して、ご相談いただくことをオススメします。