いざ採用面接を受けに行ったところ、「え?事前に聞いていた話と違う…」ということは意外とあります。
たとえば、「当直はなし」という条件だから応募した療養型の病院で、「他の先生方も当直をやってることだし、あなたにもやってもらいたい」と院長に言われたこともありました。
さて、そんな「聞いてないよ…」あるいは「聞いてた話と違うよ…」ということを採用面接で言われたらどうしますか?そんな時の対処法について書いてみたいと思います。
条件の「重要度」の確認
事前に聞いてない仕事を頼まれるようなケースの場合、まずはその仕事の重要度について確認を行っておく方がよろしいと思います。
「その仕事をやらない場合、雇うことはない」のか、もしくは「やってくれたら積極的に雇う」のかでは大きな違いがあります。この点、その条件が採用側にとってどれほど重要なのかを面接の中で確認しておくことは大事だと思います。
上記の私のケースだったら、「当直なしの場合は雇わない」のか、「免除することはできるのか」ということは確認しておくべきことだったと思われます。
条件に従う場合と、従わない場合の給料の差の確認
上記の条件の確認が済んで、「条件として提示された仕事をやらなくても雇う」可能性があった場合、それが給与にどれほど差が生じるのかということもチェックしておいた方がいいでしょう。
その額を聞いて、「なるほど、それぐらい給料に差があるならやろうかな」とも思うかもしれませんし、あるいは逆に「それしか違いがないなら、やらない方がいいな」と思うかもしれません。
この判断材料となる部分ですから、給料の差については、やはり確認しておくべきだと思います。
疑問点はうやむやにせずはっきりさせておく
提示された条件で、少しでも疑問点があるようでしたら、やはりその場ではっきりとさせておく必要があると思います。
こうした疑問点は、入職した後にも「あ、やっぱりこういうことか…」と、後悔の種になる可能性が高いです。そのため、気になる点、疑問点などがあるようだったら、しっかり質問をしておくことをおすすめします。
もしその場で思いつかず、帰宅してから「あれってどういうことだったんだろう?」と思うこともあるかもしれません。その点についても、担当者に確認をとり、禍根を残さないようにすることは大事なことです。
こうした質問に対して、回答を面倒くさそうにしたり、言葉を濁すようなことでしたら、やはりその点も「本当に入職して大丈夫だろうか」と考え直すきっかけにもなると思います。
以上です。
後の「言った、言わない」といったトラブルや、雇用契約書のチェックなど、やはり転職エージェントが間に入っていると安心です。もしご不安ならば、エムスリーキャリアや、リクルートドクターズキャリア
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