医師のバイトで、寝当直とともに人気が高いのは「外来バイト」です。特に都心部ですと倍率は高く、かなりの激戦となります。実際、「応募したけど、採用されなかった」なんてことも珍しくありません。
そんな人気の「外来バイト」を獲得するための、採用面接での3つのコツについて今回は書いてみたいと思います。
採用側の求める知識・経験があるとアピール
たとえば内科外来と一口に言っても、
・クリニックでジェネラルな診療が求められる一般内科
・地方の総合病院で、ある程度専門性が求められるが、その他の領域も幅広く診られる専門外来
・特定の分野に特化した診療を担当する専門外来
なのか、それぞれのニーズは異なります。その点、採用側が求める「求める知識・経験がある」と端的にアピールできるかどうかが採用のキーとなることは間違いないでしょう。
ですので、まずは「履歴書・経歴書」で、採用側の求めている人材に合致した「経験・実績があります」とアピールすることが第一歩となると思います。

特に、「どのような患者さんの層を診療してきていて、1コマあたりどのぐらい診療できるか」という定量化も意識しておくとアピールしやすいです。

チーム医療を意識し、温和な人柄のアピール
昨今、医療分野の採用では、「コミュニケーション能力の高い人物」が求められる傾向にあります。その目的としては、
・患者からのクレーム対策
・医療スタッフ、コメディカルを大切にしてほしい。
といったことが挙げられると思います。とどのつまりは、「チーム医療をしっかりと意識できて、患者さんへの当たりもソフトでクレームを発生させないような医師を求めている」と言えると思います。
ですので、「チーム医療を意識し、温和な人柄」をしっかりとアピールできるかどうかも大事です。

身だしなみ・表情・声量を意識
中には、「どうせバイトの面接だろ」と、髪もボサボサ、無精髭の上にいい加減な格好で面接にくるような人もおられるようです。ですが、これは当然NGです。見た目の清潔感、服装も採用面接では重要です。

また、無表情で笑顔がない、あるいは「声が小さい」ということもマイナスな印象をもたれてしまう要因となっています。採用側も、「暗い人」をあえて採用したいとは思わないでしょう。ある程度の明るさ、快活さというのはアピールしてしかるべきだと思います。

以上です。
なお、私は外来バイトをリクルートドクターズキャリア に紹介してもらい、採用されています。また、エムスリーキャリア
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