「前職をすぐ辞めてしまったのはなぜか?」という質問にどう答えるべきか

前職での勤務期間が短いと、採用担当者としては、「ははーん、人間関係に問題でもあったか」「上司と反りが合わなかったのかな?」「気に食わないことがあると、すぐ辞めてしまうのでは?」などと、思われてしまうことを覚悟する必要があります。

さらに、転職回数が多く、短期間で次々に職場を変えているということになると、「堪え性がないんじゃないの?」「社会人として難のある人物なのでは」などと、もっと厳しい目で見られてしまう可能性があります。

では、そんな不利な条件の中で、「前職をすぐお辞めになられているようですが、どういった理由でしょうか?」と質問された場合、どのように答えるべきでしょうか?

医師の採用面接「これだけは用意しておきたい」定番質問と答え方のポイント」にも書きましたが、退職理由で「上司と反りが合わなくて」などと、ネガティブな理由を言ってしまうのは、やはりよろしくありません。また、「入職する前に聞いていた話と大分実情が違くて」というのも、「本人の確認不足」ととられる可能性があります。

それならば、「予期せぬ理由」により、希望の仕事と異なる仕事をすることになったといったことを説明する方がよろしいかもしれません。たとえば、「内視鏡検査の経験をさらに積みたいと考えていましたが、医局員減少により救急対応が多くなってしまい、内視鏡検査の実施数が思いの外少なくなってしまいました」といったことも理由となると思います。

あるいは、「新たな分野に挑戦したい」という前向きな理由を挙げることもできます。応募した病院の特色に着目し、「その分野のエキスパートを目指したい」といった説明もできると思います。

実際、私は当直やオンコールにより不眠症状が悪化し、さらには上司との人間関係が悪化して臨床医を辞め、産業医となりましたが、「産業医という新たな仕事に大きな魅力を感じて転職を考えました」と説明しています。もちろん、それもウソではありませんが、ネガティブな理由を隠して採用面接で話をしていることには変わりないと思います。

まとめますと、

・予期せぬ理由による変更

・新たな分野への挑戦

などを理由にすると、上手く伝えやすいと思います。

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